しあわせ色の恋~想いよ、永遠に~
浮気なのか? と繰り返す壮吾をわざと無視した。
そっぽを向いているレオくんは、また無表情に戻っていて。
さっきの笑みは、私の幻覚?
そう思っちゃうほど。
だけど私の瞳には、しっかりと、レオくんのほほ笑みが残っていた。
レオくんはあんな顔して笑うんだなって、新発見で。
「こらこら、美羽。速攻で否定しろよ」
「さぁさぁ、早く花火しよう!! はい、みんな1つずつ持ってー」
「おいっ!! 美羽。否定しろって」
体はでかいくせに、すぐにヤキモチ妬いて不安がる壮吾。
愛おしくて、愛おしくて。
少しいじめたいと思うあたしは、Sっ気がある?
「そうだ!!」
日和の大声に、全員が注目する。
「ちょうど5人いるしさ、あれやろうあれ」
そう言う日和は、肩に提げていた鞄からあるものを取り出した。
いつもそれを持ち歩いてるの? と、疑問を持つ。
日和の鞄から出てきたのはシルバーのデジカメで。
「あれって何だよ」
コウ先輩が眉間にしわを寄せる。
「1人がカメラマンになって、残りの4人が花火を振って作るの」