しあわせ色の恋~想いよ、永遠に~
私は、どうしてこんなに壮吾のことが大好きなんだろう。
簡単に忘れられたり、他の恋を見つけたり。
それができたら楽なのに。
どうしてそれができないんだろう。
壮吾の名前を見ただけで涙が止まらないなんて……。
壮吾の名前が書かれている黒板に、軽く触れる。
少し指先が触れただけなのに、壮吾の名前が薄くなった。
人差し指についた白いチョーク。
何もかも、儚すぎる。
簡単に消えちゃう。
嫌だよ……。
そんなの、嫌だ。
「もういいだろ」