しあわせ色の恋~想いよ、永遠に~


幸せだった?

うん。 すごく幸せだった。


楽しかった?

うん。 すごく楽しかった。


恋してた?

もちろん。



胸に手を当て、自分に質問する。

返ってくる答えは、明るかった。


無駄じゃなかったんだ。

壮吾に恋した事。

付き合えた事。

別れた事。


ちゃんと、前に進めてる。


18歳。

高校、卒業。


日和からもらった手作りのアルバムを抱え、校舎を後にする。


入学したあの日のように、桜の花びらがヒラヒラと舞っていた。


バイバイ。

幼かった私。


バイバイ。

思い出のいっぱい詰まった校舎。


バイバイ。

壮吾と出会った、教室。


バイバイ。

みんな――。



今まで、ありがとう。





< 388 / 400 >

この作品をシェア

pagetop