シャーペンと君とあたし



その先であたしを待っていたのは


(あ、目があっ…た…?)



─…色素の薄い、彼の瞳






しかもなんでか


(……え?なんで…笑ってる、の…?)



─…微笑み付きで。






窓から射し込んでくる日の光が、端正な彼の顔を明るく浮かび上がらせていた。




「…………」





< 7 / 309 >

この作品をシェア

pagetop