偽りなく言葉に
今日は本当に最悪よ、
朝から変な夢で目覚めるし
朝から変な事はされるし
さっきは林田さんはしつこいし
その流れであの男とは約束しちゃったし
「はぁ…」
「速水さん、ため息をつくと幸せが逃げちゃうんですよ」
溜息をつく私にそう言ってファイルを差しだすのは
「…須々木君」
「資料のチェックをお願いします」
そう言われて資料をパラパラと捲り付箋を貼る
「付箋の所だけ少し直したら部長に出しに行っていいわよ」
「ありがとうございます、
さっきは災難でしたね?」
そう笑う須々木君は私の呑み仲間
「まったくよ、…早く仕事にとりかかりなさいね?」
私も笑い返してファイルを渡した