紳士的なLady
ヘタリとその場に崩れる私。
その隣に座り込む架月。
ただただ、私の横に座っているだけ。
何も言わずに。
敢えて抱き締めたり、頭を撫でられなくて、本当に良かった。
架月の優しさに、私が甘えてしまうから。
その甘えに、ずっとすがりついてしまうから。
私は弱いんだ。
私は臆病なんだ。
私はいつも虚勢を張っているんだ。
それでも、
誰かに頼ってしまいたい。
架月に甘えてしまいたい。
ああ。
こんな風に思ってしまう私は、
きっと、架月が好きなんだ。