生徒会で、ヒミツの恋愛しちゃいました。



「先日、うちの匿名の生徒が、小杉春流と生徒会役員である国友さんが抱き合っている写真を送ってきた」




学園長の淡々とした口調に、あたしの傷口が疼き出す。


処分に掛けられているのは小杉春流だけだが、あたしにも充分責任がある。そう考えると、いても立っても居られなくなる。




「この事実を小杉春流は認め、国友さんに対して恋愛感情を持っていた、と発言した。大体の流れはこれでいいな?」



「はい」




小杉春流はしっかりと首を縦に振り、あたしの方を見て、哀しげに微笑む。


その瞬間、あんなに切ない表情をさせているあたしを恨み、そして必ず救ってみせるという強い意志が身体中を支配した。



もうすぐ、だ。

そろそろ、来紋学園生徒会による、楽しい楽しいショーが始まるから、覚悟しておいてね?




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