生徒会で、ヒミツの恋愛しちゃいました。
あたしの言葉を皮切りに、みんなの口から“お帰りなさい”という言葉が綴られる。
それでも、小杉春流の顔は少し迷いが含まれていて。
「本当に…瑞希はこれでよかったのか?」
「春流?」
「俺のせいで自分の決めた校則を変える事になったんだし、瑞希なりに色々校則に思い入れもあったんじゃ―――」
「いいんだよ、俺の事は」
小杉春流の会話を遮った瑞兄の視線の先には、何故かあたしが居た。首を横に傾げると、瑞兄はフッと優しく笑い、言葉を続ける。
「それに、さっき学園長に言った事は間違って無いしな。何があったにしろ、この校則は無くさないといけなかったんだ」
そして、瑞兄は優しく言葉を紡いだ。
「俺からも言うよ。お帰り、春流―――」
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