年上彼女
なんだろう…
気になるな…
そう、考えてる時、
廊下から笑い声が聞こえ、
その声の主たちが
俺の病室へ入ってきた
「あら、一真、
寝てなくていーの?」
笑い声の主の母さんが
心配してるのか、してないのか、
軽い声で聞いてくる
母さんの横には、
彼女…
「なんだよ?
なんで、
はるかと、母さんが一緒に帰ってくんだよ?」
「いーじゃない、別にぃ、
ねー、はるかチャン…」
ねー、って、
2人で顔合わせて、
首なんか、傾げんなよなー
さっき、泣いた赤い瞳も
今は、通常どおりの瞳になってたから
安心した