年上彼女
「あ、なぁ、はるかー
なんか、おじさんから
外科の先生が、
はるかのコト、再検査したいって
伝えてくれ、って頼まれたんだけど…
病院、来れる?」
「え? 再検査?」
俺のベッドの傍の椅子に座ったはるかと、
ソファーに座ってる母さんが、
顔を見合わせた
「あぁ、なんかわかんねぇけど、
救急車で運ばれた時、いろいろ調べて、
気になるコトあったそうだよ
でも、そんな大げさなコトじゃないらしいけど…」
「う、うん…
わかった…
ここの病院、土曜日、やってるかな?」
「あぁ、やってるよ
そーだな、平日は、仕事だもんな」
「一真、
せっかくだから、
行く時、ついて行ってあげなさいよ
やっぱり、不安だもんねぇ?
はるかちゃん」
「あ、はい
そうしてもらえると…いい…かな…」
俺の方に顔を向け、
ちょっと、上目遣いになった
う…
可愛すぎだろ…?