年上彼女
「あ、いっすよ…」
何がいいのか?
不思議に彼の動作を見れば…
うそぉっ?
レジ横の募金箱の蓋を開け
1円を取りだし
私の顔の前に差し出した
えっ?!
私が、こんなことしていいの?
と聞けば、
俺のポケットマネーから
出しておくからいい、って言う…
予想外の動作に
戸惑いながら、
彼の行為を素直に受けた
不思議…
なんだろう…
こんなコトされたの初めてだから、
琴音と出入口を出る時も
レジにいる彼が
少し気になって…
振り返ると、
こっちを見ていたから
頭を下げた
彼と私が
いつの日にか、
お互いに
かけがえのない存在に
なっていくなんて…