年上彼女
社食を出て、
エレベーターに乗り込んだ
「はるか先輩、大丈夫ですか?」
黙って足元を見ていた私に
心配そうに朋美が声を掛けてきた
「あ、うん…、大丈夫っ!
ゴメンね、せっかくの昼休みなのに…」
「いえ、
しかし、今更、はるか先輩に何の用だったんでしょーねっ!
全くっ!」
同じ受付仲間で、
唯一、私と主任の深い事情を知ってる朋美は
自分のコトのように、
心配してくれた
「結局…、どいつもこいつも、
身体しか見てないってコトだ、ってわかってたのにね…」
瞳の奥がツンとして、
目の前がぼやけそうになる…
やだ…、あんなヤツのために涙なんか
流すもんか…
「先輩…?」
私の顔を覗きこんだ朋美に、
笑顔を向け
「うんっ! 大丈夫…
また、琴音と3人で、美味しいもの
食べにいこっ!!」
「はいっ! そして、イイ男っ
GETしましょうねっ!!!」
握りこぶしを私に向ける朋美に
元気をもらえた