年上彼女

そして―――

次の日曜日、


剣道の大会

社会人の部で、
ウチの会社の剣道部が出場するため、
秘書課、総務課、受付
事務職と呼ばれる女子社員が
強制的に応援に参加させられた

と、言っても、私にとっては嬉しかったけど…


一緒に来た、琴音や朋美は、
退屈なようで、

会場を出たり入ったりしていた


「ねぇ、はるか?」


会場外から戻った琴音が
応援席にいた私の隣に座り、


「あの子って、コンビニの彼…よね?」


琴音が指す視線を追えば…

高校生たちが集う応援席に
友達と離す彼の姿を見た


「う、うん…そう…みたいだね」


もしかして…会えるかな?と思ってたら
やっぱり…いた…


出番が終わったばかりなのか
面を取っただけの姿…


胴の前の垂れを見れば…


『市居』


市居くん…っていうんだ…



下の名前は…?

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