年上彼女
人気のない場所で、
話をしだす主任…
「はるか…
俺は、お前が好きなんだ…愛してる…」
私の正面、
低くて、甘い声が
上から降ってくる…
「なっ、なに言ってるんですっ?!
主任は、専務の娘さんと婚約したんでしょっ?!」
「それはっ…
事情があるんだ…
俺が好きなのは…はるかだけだ…」
「事情って…
そんな都合のいいウソ、
通じると思ってるんですかっ!」
「はるか…」
そんな、切なそうな瞳で
私を見つめないで…
知ってる…
いつもは、皆にも慕われてて、
仕事の時は、冷静に対応してるけど…
情けないくらいあなたの弱いところを…
だって…
1年近くも
付き合ってたんだもの…