年上彼女

どうしよう…

私、この瞳に弱いのよね…


「あ、あの
臼井主任の了解が出るなら…
いい…ですけど…」


受付を統括する
臼井主任を理由に、
答えを曖昧にしてしまった


「そこは、私に任せて!
臼井主任には、
ちゃーんと了解得るから!」


え…
あ…、そう…なんだ…
断れ…なさ…そう…


上田さんが、
拳を胸の前に出し、
うんうん、と頷く…

な、なんか
イメージしてた上田さんと違うから
思わず、頬が緩んでしまった


「じゃ、早速、7F、いきましょっ!」


一部始終を見てた、
朋美を見れば、
Vサインを顔の前に出し、
”がんばって”と、
声に出さず、送りだしてくれた


上田さんの後ろを
私と市居くんが並んで
エレベーターに向かった
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