年上彼女

私が、少し首を俯けてると…


「はるかちゃん…
もしかして…、
胸…コンプレックス…だったりする?」


草野さんが、
俯いた私の顔を覗き込みながら言った


「あ、はい…まぁ…」


「そんな、もったいないわよっ

皆が持ってないものだから、
堂々と、出した方がステキよ…」


そうは、言うものの…
服のセンスがない私には、
どうしても、
隠すことしか、頭にない…


「大丈夫よー

あとで、ちょっとしたコツ
教えてあげるから、
自信持って」


草野さんは、
私に話しながら、
アシスタントさんが
持ってきた水着を3着ほど
私の身体にあてて、
その中の1つを
アシスタントさんに
”これで”と支持し、

そして、
1つ目の撮影の
Tシャツとジャージを
着るように私に手渡した


控室の端のパーテーションで
区切られたスペースで着替え、


鏡の前で待っていた
ヘアメイクさんの元に
向かい、座った


あれよ、と言う間に
メイクが仕上がり、
カーラーを巻いていた髪も
きれいなカーブが形作られた
ポニーテールが仕上がり、

市居くんの横に並んでも
少しは見劣りしない
女子高生?になった


さすが、プロの手だわ…



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