愛乗りシンドバッド
「ハルはどこにいるんですか?
ちょっと会って話したいことが
あるんだけど……」
俺はツンとすました顔の
召し使いの1人に聞いた。
「アッラシード王でしたら
この中庭の向こう側に見える
あすこの尖塔の
上階にいられると思うので、
ご案内いたしますわ」
「ああ、いいです。
軽い用事だし
1人で行ってくるんで、
ここで」
と、みんなを残して
中庭に降り立った俺を、
その他の召し使い達は
目をにやにやさせて
見送ってくれた。
……あれは絶対
何か勘違いしてるな。
ちょっと会って話したいことが
あるんだけど……」
俺はツンとすました顔の
召し使いの1人に聞いた。
「アッラシード王でしたら
この中庭の向こう側に見える
あすこの尖塔の
上階にいられると思うので、
ご案内いたしますわ」
「ああ、いいです。
軽い用事だし
1人で行ってくるんで、
ここで」
と、みんなを残して
中庭に降り立った俺を、
その他の召し使い達は
目をにやにやさせて
見送ってくれた。
……あれは絶対
何か勘違いしてるな。