愛乗りシンドバッド
モルジアーナは
俺にいちべつをくれてから
ハルのもとにひざまずいた。
そして恵みを
もらいうけるような
両手の形の上に剣を乗せて、
差し出しながら言う。
ハルもそれを
うやうやしく受け取った。
「少し呆けておいでですね。
珍しいことでございます」
「……ふむ。」
「今、不穏な陰がありました。
これ以上野放しにするのは
危険だと判断します。
どうかご決断を。カリフ様」
ハルは剣をゆっくりと
見定めてから
俺に軽く視線を投げる。
「わかった……。
ならば向こうに
付け入る暇を与えずに
先んじる。
今夜月が落ちる前に
ジンを伐ち不意をつく」
「アラーの召すままに。
ジンのまわりには
ハーリド様たちが
張り付いていますゆえ、
すぐに対応できます」
俺にいちべつをくれてから
ハルのもとにひざまずいた。
そして恵みを
もらいうけるような
両手の形の上に剣を乗せて、
差し出しながら言う。
ハルもそれを
うやうやしく受け取った。
「少し呆けておいでですね。
珍しいことでございます」
「……ふむ。」
「今、不穏な陰がありました。
これ以上野放しにするのは
危険だと判断します。
どうかご決断を。カリフ様」
ハルは剣をゆっくりと
見定めてから
俺に軽く視線を投げる。
「わかった……。
ならば向こうに
付け入る暇を与えずに
先んじる。
今夜月が落ちる前に
ジンを伐ち不意をつく」
「アラーの召すままに。
ジンのまわりには
ハーリド様たちが
張り付いていますゆえ、
すぐに対応できます」