Pinky
kazuto~8~
「私にまかせて!!」

ピンキーの生き生きした様子に
思わずうなづいてしまった。



何をまかせてと言うんだ……


俺は今日から早起きをさせられて
日の出の遅くなった街を走ってる。



俺の自転車のサドルを一番
低くして
ピンキーがついてきた。



「久々の外でちょっとクラクラする~」

ピンキーはそう言うと
運転がフラフラしている。


「ついてこなくていいよ。」



「サポーターなんだもん。」
ピンキーは楽しそうだった。



走ることはキライじゃない
この間走ったときは
ピンクを探して走ったよな……




「和人さん ファイト!!」


自転車をこいでいる
ピンキーの方が正直辛そうだった。



「大丈夫か?」



「大丈夫よ!!」


ピンキーは楽しそうに見えた。








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