Pinky
kazuto~11~
「そんなこと言うな。」


俺はなんて答えていいのか
言葉を探していた。



「いいよ・・・・。
今まで一緒にいられただけで
充分だよ・・・・・。」




俺は悲しくなって
ピンキーを抱きしめた。



「俺 おまえのこと好きだよ。」



「充分だよ……」




「バカ・・・・
まだまだ一緒にいられるって…
俺はまだ一人だよ。」



そう答えるのがやっとだった。



いつか・・・・
俺がピンキー以外の女を
愛した時・・・・・



 そうか・・・・



もうこうして一つ屋根の下には
暮らせなくなるんだ。



「まだまだ
そばにいてくれないと困るから…」


ピンキーの可愛い鼻をつまんだ。
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