Pinky
kazuto~12~
「ピンキー・・・・・」



「アンリさんのこと
今だけ忘れて………」


ピンキーの
細い肩が揺れた。



「ピンクだったんだね……
おとぎ話じゃなかったんだ。
おまえが逃げた時 俺は絶望って
意味を知ったんだ。
孤独が怖いことも……
心配で心配で……
俺の手の中でピンクの
最後を見届けるつもりだったんだ。」




「でも私はまた
会いたかったの……。
どうしてももうすこし
一緒にいたかった。
同じ言葉を発して心を
通わせたかたの………」





愛おしかった・・・・。
ピンクとの毎日が走馬灯のように
よみがえる。




俺はピンキーを静かにベットに
押し倒した。




ピンキーは静かに目を
閉じる・・・・・・
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