Pinky
「初々しさが可愛いってことだって~」



「別に顔が可愛いって
言ってたわけじゃないだろ~」




「ま…そーだけど。
可愛いなんて言うから期待してたし~」

俺は少しむっとしていた。



さくらちゃんは
本当に初々しい・・・・


「この仕事初めてなんです。」


酒を注ぐ手が震えている。


「なんで…こんな仕事したの?」



「自分を変えたかったから~」



「変える?」



「はい…ずっと孤独だったから…
いろんなこと知ったら
少しは毎日が楽しくなるかなって~」



 は・・・・
 そういうことでか・・・・


この子もつぐみのように
きっと変わっていくんだろうな


久々につぐみを思い出していた。



アリサちゃんの執拗な誘いを
断り続けて
もう時計は深夜二時を回っていた。
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