先生との恋☆Second・Story☆完結☆
そう聞かれて、数年前へと思い返してみる。
「まぁー……用が無いし」
話し掛けたことあったっけ?
そんな記憶すら無い。
「自慢してきてウザかったし、羨ましかったなー」
「………」
「ははっ、馬鹿じゃないのって顔してる」
あたしの顔を見て笑いだす始末。
「くだらない」
「それほどモテてたんだよ」
「………」
告白、は何回かされた覚えがあるけど。
「でも、あの頃に比べると雰囲気変わったよな」
「……そう?」
まじまじとあたしの顔を見つめだした有岡くん。
あたしも見つめ返す。
「うん。彼氏でも出来た?」
「ぶっっ、」
ヤバイ、ゼリーが!
「ごほっ、コホッ……ッ、」
「えっ、ちょ……大丈夫?」