先生との恋☆Second・Story☆完結☆
そんな大それたものじゃないんだけどな、あたし。
ま、前よりも良くなったんならいいや。
「ご馳走様でした」
頭を下げれば、有岡くんは持ってきた袋に全部入れて片付けてくれた。
その様子をただ眺めていると、有岡くんは別の紙袋を机の上に置く。
小さめの、袋。
「……何?これ」
「ん?大学の資料」
開けていいよ、と言われて手を差し込み引き抜けば、意外に量があって重い。
スライドさせるように机に出せば、薄いのから厚いのまで数冊、パンフレットが出てきた。
「大学のこと、興味あったっぽかったから一応俺の大学の持ってきてみた」
「いっぱいあるね?」
「学部多い方だから」
こんなに……?
「他にウチの大学に無い学部で興味があるんなら資料持ってくるけど……」
「ううん、ありがとう!」
すごい。まさか持ってきてくれるなんて思ってなかった。これだけの量、ゆっくり読んだらかなりの時間暇つぶしになるよね。
ちょっと興味があって一番上にあったパンフレットを捲る。
大学って大きいんだね……。
「ねぇ、岡本」
「ん?」
せっかく来てくれてるのに申し訳ないけれど、
パンフレットから目を離さずに返事をすれば。