先生との恋☆Second・Story☆完結☆
「……何か悔しい」
「コラコラ。君の救世主なんだよ。敬いなさい」
笑顔でポンポンしてくる聖くん。確かに、救世主だけど。
素直に喜べないのがあたしなのかな……。
「お茶なら飲めるでしょ?飲む?」
「……飲む」
冷たい麦茶を喉に通せば、ようやくホッと落ち着けた気がした。
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「いそ〜ろ〜〜!」
ぼんやりとした思考の中、
無駄に大きな声と同時に体に震動が。
「っ……」
目を開けて、瞬きを繰り返しながら目だけで辺りを見渡せば見慣れない風景に自分に射す影。
「こーころちゃん?」
「うるさい……」
腕で自分の体を揺すっている手を振り払うように寝返りを打てば体に触れていた手は一瞬離れる。