先生との恋☆Second・Story☆完結☆
「それでしたら、こちらのシリーズなどはご要望に沿うかと」
「うーん……それで、できれば華奢なデザインが良いかなぁって」
「華奢?」
「うん。仕事に付けても大丈夫そうなのが良いから……」
「あぁ。微妙だな」
手術の時は外さなきゃいけないだろうし。
そう言った俺に、そこで黙って聞いていた店員さんがびっくりしたように顔を上げる。
「お医者様ですか?」
「あ、俺じゃなくて。この子の彼氏がです。……俺は付き添いで」
そう言えば、
やっと俺達の関係が分かったのだろう。
把握した店員さんがニッコリ笑う。
「華奢でデザインが違う物ですね。あちらのケースに配置されてますのでよろしければ」
そう言って促されてみる。どれも同じような指輪だけど、値段もピンキリだしちょっとずつデザインも違うみたいで。
説明されながら、うーんだとかあーだとか悩む心ちゃん。
「どう?決まりそう?」