愛ガ降る
「それは、OKって事?」
聞き直す大概くんに、あたしは深くうなずいた。
「…よかったぁ~。」
大概くんは全身から力が抜けたかのように、そう言うと顔を伏せた。
あたしは未だに信じられなく、胸の鼓動の高まりは治まることなく続いていた。
「これからもよろしくね、あず。」
ずっと憧れ続けてきた大概くんが、すぐ隣にいて、あたしなんかの彼氏になったなんて、夢なら一生覚めなくていいと本気で願っていた。
そんな中、一言も話さなくなったあたしに、大概くんは下から覗き込むように目の前に座り、そのままあたしの両手をとった。
「送っていくね。」
大概くんは優しくそう言うと、あたしの手をそっと引いた。
あたしは大概くんに引かれるままにベンチから立ち上がり、大概くんの後をついて行くように公園を出た。