no drug no future
このまま夏が終わらなければいいのに・・・

夏が終わったら外で溜まったり、海にいったり、花火したりできなくなる。

お金がない私たちの遊ぶ場所はまたクラブだけになる?

そして距離は離れてしまうのかな?

そんなことを考えると怖くなった。

私の想いはこうだった・・・

クラブはドラッグをキメて多幸の嵐で自分じゃなくなる。

自分の言葉で話せなくなるし、自分の行動じゃない。

みんなもそう。

だから嘘の時間なんだ。

寂しい時間。

だけど皆と外で遊んだり話してると、私たちはドラッグだけの仲間じゃないんだって思える。

そう、その確信が欲しい。

どっちもなんてやっぱり私は欲望ばかりで生きているのかな。

私の友達への思いや、好きな癒真くんへの気持ちも、人間としてあると信じたいから・・・。


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