恋形
携帯で話している紀子
紀子「うん……うん………わかった……大丈夫!泣いてなんかいないよ!それじゃあ、後でね…」
そう言って紀子は携帯を切って羽流に話した
紀子「ごめんなさい」
羽流「いえ!」
紀子「今の…今のは今、付き合っている人なんです」
羽流「そうなんですか…」
羽流は思った
だから次郎とは付き合えないんだと
紀子は続ける
紀子「彼はどことなく次郎に似ていて、彼に次郎の面影を映して見ていました
悪い女ですよね……
でも、彼と話たりしていると
わたしも少しずつ彼を好きになっていました
だけど、彼を好きなのではなくて次郎に似ている彼を好きなんだと思っていました
わたしは彼に打ち明けたんです次郎のことを
彼は
そんなわたしを受けとめてくれました
愛してくれました
うれしかった
だから、わたしも彼を愛そうと
そんなとき彼からプロポーズを受けたんです
でも次郎のことを思うと決心がつかくて……
そんな時に、この手紙……」
紀子は手紙を見つめる
紀子「わたしは幸せにならなきゃいけないんですね」
羽流「幸せに!」
紀子「ありがとうございました」
紀子は羽流にお辞儀をして彼の元へと走っていった