恋形
亜紀を送り出した羽流はスキップをしながら公園を出ていこうとした時
フッと視界の隅に
大きな木の下で
うずくまって泣いている男が写った
羽流は気になって
その男に話しかける
羽流「あの〜〜大丈夫ですか??」
男は羽流の声に気付き顔をあげた
その顔は長い時間泣いていたのがわかるくらいに
まぶたを腫らしていた
男が話す
男「あっ!すいません!!大丈夫です!ありがとうございます」
羽流「いえ!気になってしまったものですから……」
男「ありがとうございます」
羽流「それでは……」
羽流は
そう言ってその場を立ち去ろうとしたとき
男「あの……お茶の一杯でも付き合っていただけますか?」
男からの突然の申し出に羽流はビックリするが
けれから何もすることがなかったので一杯くらいならっと思ったので
羽流「一杯くらいなら…」
男「ありがとうございます。今買ってきますから、ベンチで待っていてください」
男は近くのコンビニに走りだしていった