もう、お前しか愛せない
好きだった。って気持ち―



…一回泣き止むと、涙はもう出てこなかった。

そして、卓志への気持ちも綺麗に流れたみたいで…



これで、彼氏と正面からしっかり向き合える。

彼氏にはウソついてたけど、謝って、ちゃんと和解しよう。


それで、今度は好きになる。

何でだろう?ちゃんと好きになれる気がする。



きっと、ちゃんと卓志を忘れることができたからだろうな。


――

――――

「愛莉ーおはよー!」

「オッス」

「おう、絢、卓志おはよう!」


もう、大丈夫。

大好きな絢、大好きだった卓志…


これからもアタシをちゃんと親友としてみて。

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