*ヴァリアー生活*
途中、隊員っぽい人たちとよくすれ違った。
「フラン様、その方は…?」
「フラン様…?ぷっ(笑)」
チラッとフランを見た。
とある隊員がフランに話してきた。
「ミーの命の恩人ですー。強いからヴァリアーに入れてもらいたいんでー、今からボスに頼みに行くんですー。」
「そうなんですか。女の人が入ってくださると、ここも少しは華やかになりますね。」
そう言って笑った。
「え?男の人しかいないの?」
フランの顔が少し曇る。
「そうなんですー。ですからいれてもらえるか…。」
そうなのか…これは少しマズいかな…?