空悟~大切な君~
午後九時、空悟と俺は晩ご飯を食べ終えゆっくりと空悟の好きなアニメを観ていた。
父さんは遅くなるとさっき電話があった。休みなく働いて大丈夫なんだろうか。
「ふわあ~あ」
今日も動きっ放しだったので疲れた。前までは深夜まで起きてても平気だったのに、最近はこの時間になると眠くなる。
「空悟、そろそろ寝るぞ」
けど空悟はテレビに釘付けで、返事もしない。
「空悟」
「……」
全く。こんな時だけおとなしいんだから。何度呼び掛けても空悟は反応を見せない。
父さんは遅くなるとさっき電話があった。休みなく働いて大丈夫なんだろうか。
「ふわあ~あ」
今日も動きっ放しだったので疲れた。前までは深夜まで起きてても平気だったのに、最近はこの時間になると眠くなる。
「空悟、そろそろ寝るぞ」
けど空悟はテレビに釘付けで、返事もしない。
「空悟」
「……」
全く。こんな時だけおとなしいんだから。何度呼び掛けても空悟は反応を見せない。