Forget-Me-Not【切ナイキモチ】
「うーん…
じゃあこれは?」
亜由はさっきの隣のマネキンを指差した。
マネキンが着ていたのはさっきとは違って
薄いピンクに白い水玉で下がスカートになっているやつを差していた。
「うん!これにする!!」
私は気に入った為すぐレジに向かった。
「1点で18,000円です。」
「え~~~!」
私はあまりにも高くて、こんな声をだしてしまった。
「ちょっと、お姉ちゃんの会社なんだから安くしてよ~。」
「ダメ!あんたお金あるんだから、ちゃんと払いなさい。」
後ろで亜由と女の人の声が聞こえた。
私が振り向くと