蒼空の向うへ
ピーーーー!



タイマーの音が鳴り響いて、試合が終わる。



「結局33対56でDの勝ちかよ・・」


「強いね!」


「たった8分で46点も稼ぐ?普通」


「すげぇーチームだな」

たった今終わったばかりの試合を見て全員が誉めそやす。


「違うよ」


だけど、一人だけ否定する者が居た。



「チームも強い。だけど一番凄いのは・・・・アレだよ」



そう言ったのは心。


そして、心の視線の先には・・・チームメイトに囲まれた一際目立つ身長のソイツ。






藍澤空




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