蒼空の向うへ
「え、でもそんなに目立ってたか?」


「馬鹿が」



首を傾げた皇をバッサリと切る心。



「後半の46点」



「それがどうした?」


ジッと心を見た有志が問う。



「その46点中藍澤空の獲得点数は・・・





         30点」




「なっ!」

「マジか!?」

「本当??」

「・・!」



全員が心から空へと一気に視線を移した。





その小さな身長で一体どうやってそれだけの点数を稼いだというのだろうか。




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