~幕末恋華~

あたしのいきなりの行動に、龍馬は目を見開いて驚いている。


「…あたしには何の力も、剣術も、技術も無い。」


…けど、


「あたしに出来る事があるなら何でも言ってきて!あたし、龍馬を助けたい。協力したいっ!」


こんな訳の分からない世界に居るのにも関わらず、自分でもなんて馬鹿な事を言ってるんだろうと思う。

龍馬も絶対、可笑しな奴だなと思ってるかもしれない。

…でもあたしは、


「莉美さん…。」


こんなに立派な人を、
こんなに勇気がある人を、
こんなに日本を守ろうとしている人を、

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