~幕末恋華~


「身分制度を無くす事!これも日本を変える中の一つじゃ。わしは沢っ山の事を目標に、土佐を一人で出たがじゃ。…じゃがさっき、久々に会うた以蔵君を見て驚いた。」

「……?」

「小さい頃は、もっと明るうて優しい目をしとった。…じゃがあの時の以蔵君は、まるで目が死んどるようじゃった…。」


確かに、あたしもあの時思った。

凄く怖い目をしてるって…。

でも龍馬を見た瞬間、凄く寂しそうで悲しいような…そんな目をした。

あれはどうしてなんだろう…。

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