ツンツンデレッ♪
コンコン
ドアがノックされ藍那が来た。
「叔母さんね、話したい事あるの。だから一緒に聞こう?あの叔母さんがエリの家にきたんだよ?」
その言葉にほぐされたのか
私はリビングにいった。
「そ、そのゴメンネ。エリ。」
おばさんは急に土下座をする。
なにかあったのだろう。
無神経ににらんでしまっている。
「なにがですか?」
はじめて私の前で土下座をした
おばさんに向かって
少し唇が緩む。
「あれ、エリちゃんじゃないことがわかったの。」
あれとは……。
切ない記憶。
それは5年前私が11歳のころ。