ツンツンデレッ♪
街中を一人で歩いてたら
怖くなった。
それからおばさんの家に行ったんだ。
あのときの叔母さん優しくて……
だからなんであんなに変わったか怖かった。
「……リ。エリ!」
その声に覚まされ私は寝巻き姿のまま自分の家へいった。
わけがわからなかった。
消防自動車があたりを囲んで必死に水をかけていた。
カジ……?
私があの時みた風景は残酷なものだった。
「……っ」
唇を強くかんで我慢した。
おばさんの前ではいつも強くなりたかったから。
「エリ……ちゃん。」
おばさんは涙目になりがながら
まだ11歳のあたしの手をぎゅっと握ってくれた。
「たぶん大丈夫よ。絶対に死なないわ。」
そういってくれたが
声は震えていた。