黒アゲハ Ⅰ -小さな宝物- 【完】


「……反抗心、だろ?」

「よくおわかりで」

「みんなやるからな」

「へぇ……」


純はないのかな?

うーん……でもなさそうだな……


自分を傷つけてまではしない、ってゆー人だもん。


「そんなに蝶好きか……?」

「うん。特に真っ黒のね」


純は自分の吐いたタバコの煙を見つめていた。


どうしたんだろ急に。


あたし、昔っから黒アゲハ好きだったし……

純ってときどきわかんない……


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