運命の人〜先生と私の10年間〜
「全然いない…」

諦めかけていた




その時椿はハッとして
「空き教室!」


再び走り出し、空き教室に向かった。



こまっちは、私のことなんとも思ってないと思う。でも私はこの恋を大事にしたい!



どんどんスピードを上げて走った。



そして空き教室に着いて中を覗いたら、こまっちが椅子に座っていた。



「こまっち!!」



一気にドアを開けた。まだ息が切れている




「おせーよっ」



こまっちは振り向いた。
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