運命の人〜先生と私の10年間〜
次の日の放課後

こまっちは寺門を進路指導室に呼び出した

「どうしたんですか?テスト問題の打ち合わせですか?」


しらばっくれたような言い方だった。


「寺門先生!生徒になんてひどいことを言ったんですか!俺に近づくなとか困ってるとか…」


「あらっだって本当のことだったから言っただけですよ!桜井さんから聞いたのね」


寺門はふてぶてしい態度で腕を組んだ。


「桜井は一言もあなたに言われたことを俺に言わなかったんだ。なんであんなこと言ったんだ!」


「なんでって…わたしがあなたを好きだからよ!あんなガキみたいな子に取られたくなかったのよ。」



寺門はこまっちの腕を掴んだ。


「私の気持ちわかって…」


目をウルウルさせて寺門はこまっちに抱きついた。



こまっちに寺門の腕を掴み、自分の身体から離した。


「言い方悪いかもしれませんが、俺からしたらあなたの方がガキですよ!」


「わたしのどこがガキなのよ!」


寺門は怒ったように言った
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