運命の人〜先生と私の10年間〜
「私は大人の女よ。なんなら身体で確認しますか?」

ブラウスのボタンを上から外し始めた。


「やめてください。見た目は大人でも、桜井にあんなこと言ったりするあなたはガキです。中身は桜井のほうが俺は大人だと思います。」



寺門は、一度ボタンを外すのを止めた。


「私はあなたが欲しいのよ」


再びブラウスのボタンを外し始め、すべて外すとそれを脱いだ。

こまっちは顔を背ける。


「なんで見てくれないの?」

「見れません!早く上を着てください!」



そーっと進路指導室の鍵を閉める寺門。窓はないので誰かに見られる心配もない。


「でもせっかくこうやって男と女がいるのよ。不思議なことではないわ!むしろ当たり前よ!」



ゆっくりとこまっちに近づく…



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