年下の悪魔
松葉杖を付きながら奥へと消えて行ってしまった。

何か…嵐のように去って行っちゃったな。

新藤アキノリさんか…



目の前に立った時の身長は、涼君より少し高めかな?

でも肩幅はガッチリしてるみたいだし、スポーツでもしてたのかな?

何にしても、この2~3日中に会えるなんて事、まぁないかな。

アップルジュースを飲み終え、空になったパックを近くのゴミ箱に捨て、エレベーターに乗り込んだ。


さて…

さっき新藤さんにも言ったところだけど


私の病室って何号室だっけ……?










その日の夕方、お父さんとお母さんが頼んでた荷物を届けてくれた。

「何で病院食ってこんな薄味なの?」なんて談笑を交わして、両親は帰って行った。

食事を終えると看護士さんが熱を測りに来た。

熱もほとんどなく、回復は順調との事。


今何時だろう?

時間の流れがゆっくりに感じる。

今度時計でも持って来てもらおうかな?

でもたまにはこーいうのもアリかな?

時間を忘れてゴロゴロするのなんか。


窓から外を見ると、そろそろ夕方だ。

この病院って何時に閉まるんだろう?

外でタバコでも吸おうかなー…


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