年下の悪魔
でも






「じゃあ、お言葉に甘えます。ありがとうございます」










別に期待なんかしてないけど

せっかくお休みをもらえるんだから、もらえる時にもらっとこ。

友達からお誘いがあるかも知れないし。

どうせ涼君は車に夢中だし。



いつもの時間に仕事が終わり晩御飯を食べ、帰路に着く。

冷え症、寒がりの私にとって夜風は拷問に近い。

別に涼君に忘れられたところでどうってことない。

こうやって毎日毎日変わらない日々の繰り返し。

明日だって何気ない1日。

長い長い人生の1日に過ぎない。

どうってことない。

どうってことないって思ってるのに





何でこんなに泣きそうになるんだろ。








きっと夜風が目に染みただけだ。

悲しい訳じゃない。

わかり切ってた事だもん。




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