流星群~大好きなキミに~
「ぁ、奈菜。
今時間大丈夫???」
「え、まだ大丈夫だけどー・・・」
「んじゃ、俺の親に会ってくれない?」
「えぇッッ!!!!??」
颯太の親に!!!????
「いや・・一応付き合ってるしさぁ・・・
会っておいたほうが、後々よくね??」
「・・・颯太・・・。
じゃ、いくッッ☆」
そして、颯太の家に向かった。
・・ん?
颯太が手を差し伸べてきた。
「どうしたの?」
「どうしたのって・・・・
手、つなごう???」
「うん♪」
あたし達は手をつないで歩く。
「・・・エヘヘヘっ♪」
「なんだよー!!」
「ねぇ、颯太ぁー???」
「んー??」
「だいすき☆」
「俺もだいすきだよ。」
あたしがこの時どれだけ幸せだったか、
颯太にはわからないでしょ?
颯太の親に会うって言われたとき、
涙が出そうなくらいうれしかったんだよ。
結婚できないあたしにとって、
すごく幸せなことだったから。
あたしは今でも颯太を愛し続けるよ。
永遠にずっとー・・・