遠くの空に。

もしかしたら、そうなのかもしれない。



けど、愛想を尽かした人が手紙なんかを残していくだろうか。





『俺はかのんを信じてるから。』





『いつまで続くことかしら?』





『……ずっとだよ。ちょっとその辺歩いてくる…。』


俺は気づくと、あの公園に来ていた。







『もしもし…剣斗。今から公園に来れねぇーかな?』





『行けるけど?』





『話したい事があっから、来てくんねぇ?』





『わかった。すぐ行くよ。』





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