スノードロップ
「それってオレらも
参加あり?」


周の席の隣で座りながら
聞いていたのか
尚人が聞いてきた。



「うちの家男子禁止ぃ~。」


由佳莉が指で×を
しながら
尚人に向かって言う。



「じゃーさっ!周ん家で
やるってのは?」
みんなでやった方が
楽し~じゃん!!なっ?」


周の肩に手を置き
笑顔で言う尚人。



「何でおめーが勝手に
決めてんだよっ」


暑苦しそうに手を
払いのけながら言う周。



「それだったら全然
いーじゃん!
周の家さえよければ
私達が行くし!ね?」


知が由佳莉と私に
向かって言う。



「うん。そぉーだねっ!
家がうちじゃなければ
私も問題ないよぉ」


「うん、私も大丈夫!」


みんなが周へ視線を
向ける。



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