スノードロップ
「なっなんだよっ…」


追い込まれた
表情の周。



「ほらー!!周の母ちゃん
優しいから
絶対大丈夫だって!!」


「だから何でおめーが
決めんだよっ!」


「じゃ、なにか?このクソ
あちー中、昨年みたいに
男二人でやんのか?
大量の宿題っ」



「別にそれでもいいじゃん
オレ早く終わるし。
おめーだろ?
いつもおっせーのは!」


「ドキッ!まっまぁ~
そうだけどさぁ…。
みんなでやろ~ぜ~!
なぁ~周ぉ~~!」


「………あ゛~もぅ、
わかったよ!!」


「よし!決まりなっ!
知、部活ねー日にち
あとで教えて!!オレら
いつでもOKだから!」


指でOKサインをしながら
笑顔で尚人が言う。



「はいはいっ!」


知は軽く返事をして
宿題の書類を
机に広げた。



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